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徳島県のなかでも吉野川をさかのぼった山あいのほうに位置する吉野川市美郷地区には、「高開の石積み」とよばれる隠れた名所が存在しています。今から300年も昔の江戸時代に、山の斜面を切り開いて段々畑をつくったり、住居を建てたりするために、大小のさまざまな石を組み上げて高い石垣をつくる技術が発達したもので、いまでも現役で暮らしのなかに息づいています。標高350メートルの集落に延々とつづく高い石垣は、日本の山村を代表する伝統的な風景として、「日本の里100選」にも選定されているところです。苔むした石垣のすき間には、多数のシバザクラが植えられていて、春期には一面の白やピンクにおおわれます。この時期には「石積シバザクラ花見ウォーク」が開催され、ちょっとしたハイキング気分で参加する人も多くみられます。マイカーでこの「高開の石積み」までアクセスする場合、集落そのものには駐車場がありませんので、国道193号沿いの「美郷ほたる館」を利用するとよいでしょう。また、冬期の12月下旬には「高開の石積み」のライトアップが行われますので、まるで天空の城が夜空に浮かび上がったかのような、幻想的な光景を目にすることができます。

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